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開発ストーリー
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きっかけは、コロナ禍
多くの舞台やイベントは中止。
伝統芸能は行き場を失いました。
役者をつづけるべきか、何度も考えるも今の僕から伝統芸能を、沖縄を、とったら何も残らないことも良くわかっていました。
「 舞台で演じるほか、役者としてできることはなんだろう? 」
浮かんだ、化粧の存在
舞台の日々=白塗りの日々
照明や激しい動きに負けない、白粉を用いた厚塗り化粧を頻繁に行います。
役者にとって切っても切り離せない存在、一生隣り合わせなものが化粧です。
そんな役者たち、みんな本当に若々しい
もちろん伝統に触れるその心が生き生きとしているのもあるのでしょう。
その小さなヒントが、化粧下地にもありました。
勧められた、びんつけ油
ありとあらゆる物質を顔に塗る…肌が弱い自分は剥がれる、ぴりぴりする、つかれるの連続。そんな時、先輩舞踊家に勧められたのが、びんつけ油でした。使ってみると…「なんかイイ!違う!」
琉球から日本へ伝わった
このモクロウがとれるハゼの木。江戸中期に中国から琉球を経由して、薩摩(鹿児島)に伝来しました。
それまではヤマウルシで作るロウが主流だったのに対して、リュウキュウハゼが主流になったため、ハゼノキ=リュウキュウハゼとなっているそうです。
沖縄から世界へ そんなモクロウと沖縄の伝統文化をもう一度沖縄から文化をはぐくむ人たちが中心に発信したい。 コスメで伝統をつなぎたい。
伝統をはぐくむ僕らが”化粧品”を通じて、沖縄の伝統芸能を発信することこそが、真の想いです。